地盤保証

住宅の基礎が乗る表層地盤と言われる地表面近くの土は、見かけは同じでも、
その敷地の全てが均一な強さの土であることはほとんどありません。
地盤調査とは、建物の中央と四隅を調査、 地盤の強度
(N値:それぞれの深さの土の強度を表したもの その土が1m2当たり、どのぐらいの強さを持っているか)、自沈層、 地図(地形図、旧地形図、土地条件図、表層地質図等) 周辺の土地の状況などもデータ検証し
その地盤の上に建物を建設できるかどうかを測定することです。
この調査結果を基に、 地盤補強が必要か、必要だとしたらどのような方法が有効か
そして地耐力により基礎の形状(布基礎かベタ基礎など)やサイズ(幅など)が
決まります
金融庁の認可を受けた保険法人による
付保証明書が発行される安心確実な地盤保証システム

安心な基礎

コンクリートは、
一般にセメントに水と砂などの細骨材と砂利などの粗骨剤などを混ぜてつくられます。
現場で荷卸した生コン(レディーミクストコンクリート)が所定の材齢(打設後の時間経過)までに
何N/mm2の圧縮強度を必要とするかの値を記号化したものを「呼び強度」
固まった状態のコンクリートの圧縮強度を「設計基準強度」といいます。
コンクリートは、
生コンの状態で現場に持ち込まれ、打ち込まれてから徐々に硬化していきます。
住宅の現場で、基礎の型枠をはずす時間が夏と冬で違うのは
温度によっても固まるまでの時間が違うからです。
硬化力は、打設後、3日後で25%、7日後で45%といわれ、100%になるのはなんと3年後だそうです。
「設計基準強度」は、外気温によって強度の現れ方(強度発現が大きく異なってくるため) 硬化力約80%を発現する時点の28日の強度を基準にしています。コンクリートは工場で作られますからレディーミクストコンクリート納入書の確認が大切です。